製作記
  リトルグレイタイプ・エイリアン《ちぃ坊》

 

 《ちぃ坊》の原型製作の記録です。
 おどぷー研究所のオリジナル・ガレージキット第2弾で、《ひろし君》よりふたまわりほど小さいサイズです。
 製作期間 : 2003年2月5日〜2004年7月8日。

 

 

 

 

 

 2004年2月5日製作開始。
まずは、作成するフィギュアをイメージして、頭の中で立体にする。
原寸大で紙に描くことにより、各部の大きさを確認しながら作成する。

 

 

 

 

 

 胴体の骨格は、プラ棒(タミヤ3�亞僉砲鬟薀ぅ拭爾任△屬辰萄遒襦�
左端は、最初5�亞僂悩遒辰燭�太すぎたのでNG。

 

 

 

 

 

 頭部の芯をプラ棒で作り、ポリパテ(モリモリ)を盛り付ける。
胴体も同様。
ポリパテは、何回かに分けて徐々に肉厚にする。

 

 

 

 

ポリパテを盛って、カッター・ヤスリ等で削るの繰り返しが、しばらく続きます。

 

 

 

 

 おおまかな形が出来たら、ラッカーパテ(タミヤ・ベーシックタイプ)で細かいディテールを作り込んでいく。
溶きパテ(グンゼ・Mrサーフェイサー)を塗り、凹凸をチェックしながら仕上げていく。

 

 

 

 

→

エポキシパテ(タミヤ)を手でこねて、手のひらと三本指を作る。右端は親指になる。
      ↓
カッター・やすりで整形後、親指を瞬間接着剤で固定し、ポリパテで接合部を整形する。灰色部分はラッカーパテ。

 

 

 

 

  →

あっちゃー、手がデカイ!
作り直しか?いや、分割してサイズダウンに決定。
失敗に備え、シリコンとレジンで複製したものを加工する。指1本ごとの加工がしやすくなったのと、材質が軟らかくなったのはいいんだけど・・。
アホみたいな作業が続く。
 

 

 

 

 

 

なんとか両手を作成。
手前が修正前、奥が修正後。
細かい表面処理は、腕に接続後に行う予定。

 

 

 

 

 

写真がボケてしまったが、頭部と胴体は表面の整形がほぼ終了。
胴体は、首と手首に出ていたプラ棒骨格を切断済み。

 

 

 

 

ああっ、ついにその全貌を現してしまった「ちぃ坊」いや〜ん!
首と手首の接合部は、両面にピンバイスで穴を開け、1.5mmの真鍮線を差し込んである。
写真では、わかりやすいように接合部を浮かせて真鍮線が見えるようにしてある。

 

 

 

 

 顔が、どう見てもゴーグルを着けた人間にしか見えないので、複製して修正する。
右写真の右が修正前の原型、左が複製を修正中。
顎を細く尖らせて、目も細く吊り上がるように修正中。

 

 

 

 

NEW頭と手首を胴体に接着。
首のみ整形済み。
残作業は、
・手首の整形、水掻き作成。
・襟・袖の作成。
・表面処理。
・展示台の作成。
・本体、展示台の型取り。
・レジンで複製。
・説明書の作成。
いつになったら完成するん?

 

 

 

 

指の水掻きは、ラッカーパテを塗り重ねて作成済み。
エポキシパテを薄く延ばし、襟・袖を作成、整形中。
溶きパテを全身に塗り、凹凸を見たりもしている。

 

 

 

 

ちぃ坊は小さいので、台を付けて座りをよくしようと思いました。
しかし、今回、最も悩んでしまったのが、展示台の形です。

 

UFO内部の床にする?
小さいUFOに乗せる?
いろいろ考えた末、宇宙文字(?)みたいな文字を彫り込んだ台に乗せることにしました。

 

粘土の板に、つまよう枝の先っちょで、ちまちまとつつきながら点描のように100個ほどの文字を彫り込みました。気が遠くなりました。

 

それをシリコン、レジンで複製したものに、足を差し込む穴を開けました。
左の写真は、穴にエポキシパテを詰めて、差し込む部品を作っているところ。

 

 

 

 

出来た差し込み部品を、足の裏に接着。
下駄をはいているような感じです。

 

 

 

 

やっと、やっと、いぃーやっと、原型の完成です。


きゃぁ〜きもぉ〜いぃ〜。
R15指定ちぼう。

 

「オラオラッ、なんか変な光線出すぞ、オラー」

 

 

 

 

本体のゴム型を作成。
写真が少ないですが、以下が、一応の工程です。

●原型を油粘土(CEC ほいく粘土)に半分埋める。
粘土の表面には、型ずれを防ぐためのダボ穴をいっぱい開けておく。
●型枠はプラ板(タミヤ プラバン1.2mm厚)2枚重ねをセロテープで繋いで使用。
●シリコンゴム(ウェーブ・シリコーンゴム)を流し込み、片面のゴム型を作成。
●固まったら裏返して、油粘土を剥がし取る。
●ゴム同士がくっ付かないように、傷薬メンタム(近江兄弟社メンターム)をゴムの表面に筆で塗る。 

 


●再び型枠で囲い、もう片面のシリコンゴムを流し込む。
●固まったら型枠を外し、原型を取り出す。
●レジンを流し込むときの湯口と空気抜きをカッターで彫り込む。
実際に使用するときは、左の写真の上下逆の状態でレジン(ウェーブ・レジンキャスト【アイボリー】)を流し込む。

 

 

 

 

 

上記同様に、穴を開けた展示台のシリコンゴム型を作成。

 

 

 

 

レジンで複製されたちぃ坊と展示台。
頭や指先にバリが残っている状態です。

 

斜めやら後ろやら。

 

大きさは、このくらい。

 

 

 

 

左が複製品、右が原型。

2004年7月8日製作完了。丸5ヶ月かー。
長かったー。
苦労したー。
金がかかったー。

おつかれっした〜。

あとは販売用の説明書作成と、塗装済み完成品サンプル作成です。

最後まで読んでくれてありがとうございまぷー。

 

       (製作完了です。)

完成品はこちらでぷー。

 

 

 

 

 

 

 

 

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